Kubuntu 16.04 LTS のインストール時に言語として日本語を選択するとデスク トップ環境が立ち上がらず、使用できなかった。

Plasma Cannot Start

調べてみると、どうも日本語に限らず一部の KDE の翻訳メッセージパッケー ジと KDE 自体に排他的な依存関係が設定されているらしく、OSのインストー ル時にデスクトップ環境がアンインストールされてしまうらしい。

開発中の次期バージョンである 16.10 (Yaketty) からからオランダ語のパッ ケージをインストールして修復した 事例 を見掛け、日本語でもできそうだと思った。

まず、GUI が立ち上がっている VT7 はログアウトすらできないので、 Ctrl+Alt+F1 を押して VT1 からログインする。そして、日本語パッケージを ダウンロードしてインストールする1

kde-l10n-ja

次に、デスクトップ環境のパッケージを再インストールする。X サーバーを殺 すと自動的に再起動して VT7 のログイン画面に切り替わる。

KDEのインストール

ログインするとちゃんと使える。Konsole のメニューが完全に日本語化されて いることに注目。

konsole