PeerCastStation インストールメモ
Ubuntu 14.04 に PeerCastStation 1.8.0 をインストールした。
インストール
公式サイトから PeerCastStation-1.8.0.zip
をダウンロードして unzip する。
.NET アプリなので Mono で動かす。 mono-runtime パッケージと、libmono で始まる名前のパッケージを起動するま で根気よくインストール。libmono-i18n がないと起動してもリレー時に落ちる のでこれも入れる。
$ mono PeerCastStation.exe &
とやって普通にバックグラウンドで実行するとサスペンドしてしまうので nohup を使う。
$ nohup mono PeerCastStation.exe &
ログアウトすれば動きつづける。サーバー起動時に自動起動したい場合は /etc/rc.local
に一般ユーザー権限で起動するように書けばよいのではないかと思う。
設定
PeerCastStation は初期状態では外部から HTML UI に接続できないので、 localhost から接続する必要がある。ところが今回は導入先がリモートサーバーで、 firefox 等のブラウザは重すぎてまともに操作できない。かといって w3m 等のテキストブラウザでは、JavaScript が動かなくて設定できないので 悩んだ。
結局、プロキシサーバーの Squid を入れて「外部から localhost に接続」した。
/etc/squid3/squid.conf
で操作元のホストの所属するネットワークを localnet として登録し、アクセスを許可する。
acl localnet src ***.***.***.0/24
http_access allow localnet
そして、操作元のブラウザでプロキシサーバーとして導入先のサーバーを指定する。
あとは http://localhost:7144/
を開けばいい。……はずだったのだが、localhost がまず IPv6 で解決されてしまって
接続できなかった1ので、http://127.0.0.1:7144/
で接続する必要があった。
あとは普通に設定できて配信もできた。
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Mono の仕様なのか、IPv4 と IPv6 の両方で同じポートに待機できないようで、IPv6 では PeerCastStation に接続できなかった。 ↩