電子ブックリーダーの Kindle に標準で搭載されている英英辞典である The New Oxford American Dictionary だが、発音記号が IPA1 でないので覚え る必要がある。

OADを使っている場面のスクリーンショット

記憶を助ける一般的な規則として次のようなものがある。

  • 基本的にマクロン(¯)の付いた文字は、その文字の名前で読む。(ā → [eɪ] など)
  • 大文字2つで1つの子音を表わす。(SH → [ʃ] など)
  • 裸の o は oŏ、oō、ou のように次の1文字と連結して二重母音や長母音を表わす。

一般的な記法と異なり、また重要だと思われるものを以下の表にまとめた。

OADIPAコメント
a æ
ā
ä ɑ lot, father など。GA を記述しているのでこの2つの母音に区別はない。
CH
ē sorry /ˈsärē/のように弱拍の位置でも使われる。
ī
j 硬口蓋接近音[j]ではないので注意。
NG ŋ
ô ɒː, ɔː law など。
ō
ʊ
上記 oŏ と緩み母音・張り母音(lax-tense)の関係にある。
ou [oʊ]ではなく[aʊ]。
SH ʃ
TH θ
TH ð
y j
ZH ʒ measureなど。